看板

1980年代といえば、
アニメに一気に「ラブコメ」が蔓延した時期と言えます。
今尚続く「萌え」の萌芽はこの頃より連綿と続いているのかも。
今回はそんなネコも杓子もラブコメだった時期にタツノコが送り出した
不条理ギャグラブコメアニメがお題。

昭和アホ草紙 あかぬけ一番!

1985年10月7日〜1986年3月24日 全22話
テレビ朝日系放映・製作 タツノコプロ




異色の少女ギャグ漫画+タツノコギャグ+タツノコヒーロー
意欲作でありながら視聴率的に惨敗し、怒涛の打ち切りラストとなった
「炎のアルペンローゼ」の翌月から、いきなり始まったタツノコの新作アニメ。
アルペンローゼ同様少女漫画が原作なのですが、ノリは恐ろしいほど真逆というか、
徹底したスラップスティック・SFヒーロー風味ラブコメに仕上がりました。

原作は週刊マーガレット(集英社)にて1985年春より連載された亜月裕の同名漫画。
(「昭和アホ草紙」という題で始まったが、アニメ開始と同時に改題。)
従来の少女漫画から大きく逸脱した過激なギャグ漫画
「伊賀野カバ丸」が大ヒット(東映・JACで実写映画化&東宝・グループタックでTVアニメ化)
した後、その余韻も冷めやらぬうちに矢継ぎ早に送り出したのが本作。
従来のラブコメ路線に飽き足らない原作者は、ここに宇宙人とスーパー変身ヒーローと
女子プロレスとオカマ馬(なんじゃそれ)をミックス。
そこに亜月先生お得意のお下品なギャグ
(この先生ってキン●マって言葉が好きなのか、よく物語中の名称に使用しますよね。
カバ丸の「金玉学園」とか、あかぬけの「ヒカリキン」「タマヒカル」とか。)

ごった煮チャンポン。結果、少女漫画の枠から大幅にはみ出した
パワフルなギャグ漫画が誕生しました。

その第一話はどういう話だったのか?ここに紹介いたします。

北海道より白馬に乗って現れた謎の転校生・その名は丹嶺幸次郎。
そしてその愛馬ヒカリキン。「見ろよキン公!ここが東京だぜ!」
彼は意気揚々と私立暁学園へと入っていく。
初めて見る東京の学校やクラスメイトにワクワクする幸次郎。
そんな中、ひときわ輝く女子高生・一の瀬雪華を見つけ、
「アカぬけてる…。」
一挙に一目惚れした幸次郎はパンツ見せてと雪華に頼むが
後ろからイケメン同級生・奥志賀道成に殴打される(たりめーだ)
奥志賀も雪華に一目惚れしており、転校初日から恋の三角関係がスタートする。

ドタバタはあったものの無事終わった転校初日。
家に帰ろうとする雪華をストーキングする幸次郎とキン公。
「どんなパンツはいてんだろうなー。アカぬけてんのかなー?」(変態だ)
妄想めぐらす幸次郎の頭上を突然UFOが通過。「ありゃ俺ん家の方角だ!」
急いで帰宅した家のガレージにUFOが不時着。「テレビ撮影かな?東京ってのはすげーところだ」
驚いていると、オカマ型UFOから幼児の宇宙人が現れた。
彼の名はレル。ヴェーデルン星の王子を名乗り、
当分ココで世話になると一方的に居候宣言。
追い出そうとする幸次郎だが、「タダとは言わないだに。これをやるだに。」と、
ミラクルベルトなるものを差し出す。

このベルトを使えば、体力視力跳躍力など、あらゆる身体能力が100倍に強化される。
(15分が活動限界&次回チャージまで10時間かかる。)
それを知った幸次郎は狂喜乱舞。「このベルトもらったーぁ!
へへっ、まるでジャスピオンになった気分だ!行くぞアンリ!」

「ええ、ジャスピオン!」
(原作ではジャスピオン→シャイダー・アンリ→アニーだったんですが…リアルタイムですからね。)
幸次郎はベルトを巻いたまま雪華の家へ突進。
しかしベルトはスイッチを入れなければミラクルパワーを発揮しないのだ。
そうとは知らず猛進するアホタリ幸次郎。

勢いのまま雪華の部屋に侵入した幸次郎。
そこには何故か悪役レスラーで有名なBBマスク(ブラック・ベア・マスク)のポスターと
無数のダンベルが。不可思議な印象に駆られつつも、雪華の可愛い寝顔に迫る幸次郎。
雪華の服を透視しようとガン見するが、スイッチの入ってないベルトで見えるわけも無く。
そうこうしてると寝相の悪い雪華が、幸次郎を腹蹴り。偶然スイッチに触れ、
幸次郎はミラクルヒーローに変身完了。パンツをみるなら今だ!
見事服を透視し、雪華のパンツが見えた!「アカぬけてる〜!」
歓喜の絶叫を上げたが為に雪華が目を覚まし、
目の前のミラクルヒーローを不審者と思い大騒ぎに。
窓に映ったミラクルヒーローを他人と思い込んだ幸次郎は窓にタックル。
そのままミラクルパワーで飛んでいってしまった。
「…地球人の知能は低いと聞いていただにが、これほどまでとは…。
とんでもねえやつにミラクルベルトを渡してしまっただに。」

はたして幸次郎の恋は成就するのか?
そしてアホタリに委ねられたミラクルヒーローのパワーの顛末は?

幸ちゃんとキン公

前作「炎のアルペンローゼ」に続くタツノコ少女漫画路線第二弾!と言えばそうなのですが、
ここまで少女漫画らしからぬ作品をチョイスするのは野心的というか挑戦的というか。
実際、男子でも隠れてこっそり愛読していた読者もいましたしね。
かく言う私も。男子がマーガレットコミックスを買うのは結構恥ずかしかった。
本作品に対するスタッフの意気込みも大きく、雑誌のインタビューで当時次のように語っています。


  

うえだひでひと(チーフディレクター)
アホ草紙では「アホタリトリオ」と銘うって、
幸次郎・ヒカリキン・レルの3人(?)に雪華が加わって、
この4人をめぐっての話が中心になります。
アルペンローゼをやったおかげで、目のうるみとか、ああいうテクニックが
ふんだんに使えそう(笑)。ある意味での遊び、
イタズラを作品作りの中でやってみたいですね。

(あかぬけ一番には)不条理の面白さがある。超能力自体がそうだし、
人間の言葉を喋る馬・ヒカリキンなんてのも出てくるんです。
どうせ不条理なんだから思いっきり動かしてドハデにします。


由井正俊(タツノコプロ・プロデューサー)
原作の「昭和アホ草紙」はちょうど第一部が終わったところですが、
アニメ化もこれをふまえた形になるのでしょうか?

原作と同じ形で最初は物語に入っていきます。
途中1話オリジナルが入って、11話くらいまでは原作の第一部を、
12話から完全オリジナル話が何話か入ってきて、
その後はこれから始まる原作の第二部とあわせて話を作っていくことになると
思います。基本的には原作を追っていく形になるでしょうね。


制作スタッフの心意気はいかがですか?

チーフディレクターには植田秀仁氏、脚本のシリーズ構成に小山高男氏と、
タイムボカンシリーズをやっていた方たちがスタッフですからね。
ギャグはもう得意の人々が、
さらに新しいことを何かやろうと取り組んでいるんですから、
そうとう期待出来ると思いますよ。
作画監督は第一話を手がける浜崎博嗣氏が中心になって、
第二話は井口忠一氏が作監するなど、いろいろな方が参加する事になりそうです。


主人公達のキャラクターが極端に個性的なのが面白いですね。

幸次郎・雪華・レル・ヒカリキン、その4人が中心で、
あと奥志賀道成とかもいますね。みんな独特のアホな雰囲気を持っているんですが(笑)、
ギャグとしては日常的なギャグですよ。馬がオニギリを作ったり、
幸次郎は都会に憧れて上京してきたんだけど、ちょっとおかしな感覚をもってるし(笑)。
レルはヴェーデルン星人だし、雪華は雪華で、過去プロレスをやってたりしてね(笑)。
そんな4人の個性が絡み合って、
不条理なところも出てくるだろうし、ギャグも広がっていくと思うんです。


ズバリ、好みのキャラは?

ヒカリキンです(笑)。オス馬だけど心情的には幸次郎の母親役で、オカマっぽい所もある(笑)。

会える日を楽しみにしています。

茶色はインタビュアーの質問紫字は由井プロデューサーの返答。}


宇都宮恭三(テレビ朝日プロデューサー)
幸次郎はアホというより、
親しみを込めて「アホタリ」と言いたい。
本音のまま生きる子供が主人公なわけで、
愛すべきアホタリなんですね。


月刊ジ・アニメ&月刊アニメージュインタビュー記事より抜粋

少女漫画を逆手にとってギャグに活かそうという意識は結構あって、
うえだひでひと氏の「目のうるみとか、ああいうテクニックがふんだんに使えそう」というのは、
見事全編にギャグとして使われてます。
視聴率的に惨敗したアルペンローゼを決して無駄にせず、
そこから次の作品のテクニックを醸成するとは…。
転んでもタダでは起きない、見事な活動屋魂です。
見てるほうはただ笑ったのですが。ギャグだしね。

一応、当時流行のラブコメテイストで作られてはいるのですが、その実、
幸次郎が雪華に望む事は「パンツが見たい」というアホタリな願望。
ダッシュ勝平は毎日好きなだけパンツが見れるガールフレンドがいたのに
幸次郎はパンツを見ようとするとウェスタンラリアートやドロップキックでノされる始末。
(雪華はプロのレスラーを父に持ち、自らも女子レスリング中学生の部でチャンプになった実力者)
…同じ製作プロのアニメで、パンツを見るのにここまでハードルが上がるとは。
原作者が男性か女性かでパンツの価値って変わるもので。(見せないってわけじゃ無いけどね)

 




快(怪)演!名キャラクター・ヒカリキン

ヒカリキン「このくそこせがれ!」モード

この作品で主人公の丹嶺幸次郎より一際目立った、
突出キャラと言えばなんと言ってもオカマ馬のヒカリキン。
これに異論を挟む人はいないと思います。
玄田哲章さんの異様な怪演がものの見事にハマっており、
あのドスの効いた玄田ボイスがオカマ声で
「コォ〜ちゃ〜んっ♪」とにじりよる様は一度聴いたら忘れられないインパクト。
しかもこの馬、2本足で歩くわ家事全般は器用にこなすわ、
かゆい所に手が届きまくる万能家政婦馬。
裁縫までします。蹄なのに。(レル曰く「家事手伝い陰険ウマ」)
アニメスタッフも「このキャラは使える」と敏感に読み取ったのか、
次第にキン公(ヒカリキンの愛称)の描写に悪乗り加減が加味されて、
暴走ぎみになっていくのが楽しかったです。


原作漫画では幸ちゃんラブラブは変わらないのですが、
途中から他の牝馬とラブラブになったり
(他の星の宇宙馬ですが)してるところを見ると、両刀使い?
まあ、馬の考えてるところの真意は読めません。
ちなみに、アニメオリジナルでヒカリキンが人間になる話がありましたが、
この設定は後に原作に逆輸入されてたりします。
アニメのオリジン設定が原作に採用された好例ですね。




原作とアニメの相違

幸ちゃんとキン公

基本的に1クールくらいまでは
原作とアニメはほぼ同じです。
表現やオチは多少アニメのほうが抑えがちですが
(7話の、石打の兄姉が裏で極悪な振る舞いをしていたという話のオチは、
原作では問答無用の勘当、アニメは牢屋で監禁。)

TVの放送開始時点で、連載始まってまだ半年しか経過していなかった本作。
(ひょっとしてこの漫画の新連載はアニメ化前提だったのかな?準備期間短すぎるし。)
一話のアニメあたり週刊連載分三〜四話分を消化する感じの進行だったので、
当然ストックは非常に少ない状態でした。故に原作のエピソードの合間に
アニメオリジナルエピソードを随所に入れるシリーズ構成となったのですが、
そこは天下のタツノコ、ギャグならお手の物。
タイムボカンシリーズやムテキング、ダッシュ勝平やスターザンSで
培ったギャグ演出の手腕は磐石でよどみがありません。
故に2クール目前後からアニメオリジナルエピソードは増えてきて、
それと同時にヒカリキンの暴走も増大。北斗の拳のパロのほか、
アダルトビデオのパロ(幸次郎の股間にモザイクが入る)など、
お遊びは多岐に渡ります。原作自体が遊び要素の多い内容だったので
違和感はありませんが。あと、生徒会の八方リカ(篝川親衛隊隊長)
「キャーッホッホッホ」という奇妙な笑い声がスタッフに気に入られたか、
結構な頻度で使われるようになります。その逆に原作に登場した
ダンプ松本のパロディ・松本団子はアニメに出ませんでしたね。
放送に間に合わなかった?
漫画はアニメ終了後も続き、ヒカリキンの恋人になる宇宙馬や、
未来のアホタリが雪華を奪いに来たりと、
新キャラ増えて賑やかになっていくのですが、
もしアニメの放送が延長されていたら…と思うと、残念です。



短命に終わった次世代タツノコギャグアニメ

ただ、スタッフの情熱と手腕、視聴者の面白いという声とは裏腹に、
視聴率的には苦戦しました(最高10.7%・最低6.7%)
当時裏番組はフジが「月曜ドラマランド」をやっていて、
多くの視聴者がチャンネルを合わせていました。
(話によって差はありますが、だいたい14〜19%。)
おニャン子やひょうきんでフジが一番スパークしていた当時、
「あかぬけ〜」にすれば相手が…というより時代が悪かったのかも知れません。
ネコも杓子もおニャン子フィーバー。「楽しくなければテレビじゃない」と、
刹那的にまで快楽追求至上主義のフジの姿勢がズバズバ当ってた時代。
そんなフジのノリがモロ出てたのが「月曜ドラマランド」でしたから…。
正直ドラマの内容はピンキリで、中にはアレなモノもあったんですけど…ねぇ。

この時期(1985〜86)はアニメ自体が冬の時代と言うべき不遇の時でした。
82年ごろから始まったリアルロボット・ブームをあてこんで
想像を絶する数のロボットアニメが制作されたものの、粗製乱造が祟ってか、
多くのスポンサーや制作会社が次々倒産。
85年当時放送されていた「超獣機神ダンクーガ」・「蒼き流星SPTレイズナー」
ファンの人気も高かったにもかかわらず、問答無用に打ち切られてしまいました。
(両者とものちにOVAで最終回が描かれることになりましたが。)
正直、局にも代理店にもスポンサーにも余裕は無かったのでしょう。
「あかぬけ〜」も視聴者の人気は高く、面白いとアニメ雑誌編集者も誉めていたのですが…。

番組終了について(タツノコプロ担当者(当時))
予定通り2クールで終了する事が残念ながら決定いたしました。
スタッフとしましたら、もう少し続けたかったのですが、
思ったほど視聴率が伸びませんでね。打ち切りに決定したわけです。
延長はありません。それに2クールといいましても、途中何本か
特番などが入りましたので、結局22話が最終話ということになります。




最終回はミラクルヒーローだらけ
そんなこんなで22話で打ち切りが決まってしまった本作。最終回はこんな話でした。

いつもと変わらないいつもの朝。
いつものように台所のヒカリキンが朝飯を作っている。ミラクルヒーローに変身して!
「キン公てめえ!俺のベルト返せ!」
「違うよ幸ちゃん!朝刊取りに行ったら郵便受けにあったんだよ!」「え?」
そうこうしてると石打のジイさんもミラクルヒーロー姿で挨拶。
気がつくと街中の人間全員ミラクルヒーローになっていた。
「俺が元祖ミラクルヒーローだっつーの!」幸次郎は息巻くが、
誰も幸次郎に見向きもしない。傷心する幸次郎。
しかも街中のベルトは幸次郎のと違い、時間リミッターなしの新型。
勝ち目など無かった。

原因はレルの後輩達、ヴェーデルン星の園児達が、町全体にミラクルベルトをばら撒いたため。
目的は幼稚園へのレポート提出。
地球人に無造作にミラクルベルトを渡したらどういう混乱が起きるのかを記録するためだった。
おかげで幼児や警官、銀行員や強盗まで全員ミラクルヒーロー化。
街はもはやミラクルパワーで半壊状態だった。

混乱を案じたレルは兄のパラに相談する。「このままでは街が壊れてしまうだに!」
パラは新型ベルトのミラクルパワーを逆作用させて動けなくする反磁場マシンを提案。
レルの必死の作業によりマシンは完成する。
装置の発動と共に時が止まったかのように制止するミラクルヒーローたち。
(幸次郎のベルトは旧型なので装置の干渉を受けないのだ)
この機を逃さず、幸次郎たちは街中のミラクルベルトを回収していく。
しかし回収途中に幸次郎の変転時間の15分が経過。
雪華の前で変身が解けた幸次郎は、ミラクルヒーローの正体を雪華に知られてしまった。

ミラクルベルトの秘密が人々の記憶に残ってはいけない。
パラはオートリモートコントロールタイムマシーンを使って、
1日だけ時間を逆転し騒動前の状態にもどすことにした。
しかしタイムマシーンを勢いよく回しすぎてしまったため、
軸から機械が外れ、暴走!装置は1日ではなく、1年前まで時間を戻してしまった。
時は春…そう、幸次郎が転校してきた初日に戻っていた。
レルは「アホタリ最低男と家事手伝いインケン馬だにが、
あいつらと出会って大事なもの見つけた気がするだに」
と、
最初から彼らとの出会いをやり直す事を告げて、
再び地球に、幸次郎の家へと向かうのだった。



昭和アホ草紙 あかぬけ一番! スタッフ
製作/吉田健二
原作/亜月裕(集英社「週刊マーガレット」掲載)
企画/九里一平・井上明(タツノコプロ)内間 稔(読売広告社)
プロデューサー/宇都宮恭三(テレビ朝日)・大野 実(読広)由井正俊(タツノコプロ)
制作担当/石川光久
シリーズ構成/小山高男
文芸担当/関島眞頼
チーフディレクター/うえだひでひと
キャラクターデザイン/浜崎博嗣
メカニックデザイン/アンモナイト
オープニングアニメーション/本橋秀之
エンディングアニメーション/奥田万里
制作協力/読売広告社

音楽/渡辺俊幸
OP/いきなりWant You!(作詞・エピ/作曲・ジージョ/唄・ピンク・クロウズ)
ED/ちょっと告白(作詞・冬杜花代子/作曲・長沢ヒロ/編曲・渡辺俊幸/唄・橋本美加子)


昭和アホ草紙 あかぬけ一番! 放映リスト

放送No放送日サブタイトル脚本演出絵コンテ作画監督視聴率
1985.10.7ミラクル!花の100倍超能力 小山高男うえだひでひとうえだひでひと浜崎博嗣10.2
1985.10.14見えない!?見える!?身体検査 小山高男貞光紳也貞光紳也井口忠一 10.7
1985.10.21愛のウェスタンラリアート!菅 良幸小林哲也義野利幸水村十司 7.4
1985.10.28ひ・み・つナイショにしてネ 菅 良幸茂木知里片山一良井口忠一 9.9
1985.11.4ミス学園!夢の水着デスマッチ照井啓司貞光紳也貞光紳也浜崎博嗣9.3
1985.11.18レルの愛情べんとーだに!中 弘子小林哲也上村 修林 隆文 7.9
1985.11.25生か死か!?合格ラインは90点山田隆司貞光紳也貞光紳也水村十司 6.9
1985.12.2インケンじいさんの異常な体験 小山高男茂木知里久保多美子加藤 茂 8.6
1985.12.9勝てるか!?変着できない幸次郎菅 良幸小林哲也貞光紳也浜崎博嗣8.9
101985.12.16強いぞ!輪ゴムで動く巨大ロボ中 弘子貞光紳也貞光紳也井口忠一 8.2
111985.12.23さよならレル!涙のプレゼント照井啓司茂木知里久保多美子水村十司 9.4
121986.1.6必笑!百倍パワーでかけもちデート 中 弘子澤井幸次澤井幸次井口忠一 6.7
131986.1.13ラグビーに負けたら女生徒全員転校 山田隆司小林哲也茂木知里
小林哲也
浜崎博嗣7.0
141986.1.20大変身!超ハンサム人間ヒカリキン菅 良幸茂木知里貞光紳也西城隆詞8.0
151986.1.27パワフルばあちゃんの原宿マン遊記 小山高男うえだひでひと久保多美子浜崎博嗣8.0
161986.2.3目標50万円!アルバイト大作戦照井啓司上村 修上村 修水村十司 9.0
171986.2.10まぼろしの購買部めだか屋を救え菅 良幸小林哲也うえだひでひと井口忠一 9.6
181986.2.17レルのいじわるガールフレンド小山高男うえだひでひとうえだひでひと浜崎博嗣8.9
191986.2.24タンネの日記…ムフ!ついにユカと 中 弘子茂木知里久保多美子西城隆詞 10.2
201986.3.3キン公のハッタリ仮病パニック!小山高男澤井幸次澤井幸次井口忠一 8.2
211986.3.10幸次郎の バック・トゥ・ザ13年前 菅 良幸小林哲也久保多美子浜崎博嗣9.0
221986.3.24パニック!ヒーローだらけの暁町 小山高男茂木知里うえだひでひと後藤隆幸6.9

キャスト
丹嶺幸次郎(井上和彦)
一の瀬雪華 (本多知恵子)※ 1
ヒカリキン(玄田哲章)
レル(三浦雅子)
奥志賀道成(小杉十郎太)
斑尾先生(村山明)
斑尾菜々子(松島みのり )
一の瀬強力(内海賢二)
パラ・ボーゲン(鈴置洋孝)※2
篝川瑠璃(富沢美智恵)
八方リカ (鳳 芳野 )
メリィ(大塚智子)
プリム(神代智恵)
ストック(木藤聡子)
ワッペン(荒川美奈子)
石打ワタル (難波圭一)
石打の祖父(納谷悟朗)
丹嶺 萬(京田尚子)

※1 雪華役は当初、小林優子氏で決定していたが、諸事情により直前に本多知恵子氏に変更。
※2 第22話のみ、小滝進氏が演じている。



と、2019年一発目の更新もなんとか終了。

本作はかつて「短命アニメ特集」で取り上げたアニメなのですが、
キチンとした一回分のページとして仕上げたいと
言う思いは以前からありまして、今回の取り上げとなりました。

当時好きで毎週観ていたんですが、
突然最終回ってなったときは正直ショックで。
思いのほか「好きだったのになぁ」という人も結構周りにいて、
同じような想いをしていた人は多かったみたいです。
みんな家に視聴率の機械設置されてなかったんだなぁ(泣)。

番組は短命に終わったものの、
渡辺俊幸氏の担当したBGMは今でも普通にTVのバラエティなんかで
使われてたりします。海外旅バラエティ番組とかで
普通にあかぬけのBGMが流れてくると思わず「おお。」と思ったり。
放送終了直後から頻繁に流用されてたりしたんで、
考えると30年以上使われ続けてることになりますね。
これはこれでスゴイと思うのですが。

では次回。

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