看板

去年の今頃でしたか。冥王星が太陽系の惑星の概念から除外されて
物議をかもしたのは。おかげでこの番組のエンディングが
歌詞としておかしくなってしまいました。
まあ、それはさておき、こちらが御題。
なにかにつけて博士の話題ばかり挙がってしまう
ちょっと困ったちゃんなロボットアニメです。

宇宙大帝ゴッドシグマ

1980年3月19日〜1981年2月25日 全50話
東京12チャンネル系放映・製作 東映/東映エージェンシー



宇宙大帝ゴッドシグマ



宇宙戦艦・宇宙空母の次は宇宙大帝
1980年といえば「999」「ヤマト」などのアニメがヒットし、世にアニメフィーバーが起こっていた年。
各アニメ誌が次々創刊し、ファンクラブも各地で勃興。
世が「漫画映画」から「アニメーション」へと認知が変わっていった時代です。
ヤマトが落ち着きを見せ始め、次世代のガンダムが大きなうねりを起こし始めていた1980年。
ヤマトの製作元、オフィス・アカデミー(当時はアカデミー製作)が
世に出て打ったSFスペースロボットロマンが本作です。

リアルさを求めた宇宙の描写(プロデューサー・折田至)
ノストラダムスは1999年に地球は最後を迎えると予言しました。
そして1982年には惑星直列がおきて宇宙に異変が生じるなどということも
うわさされています。その年代をとおりすぎたとすれば、
21世紀はどんな時代になるだろうと、考えてイメージを展開したのがこの作品です。

特に力を注いだ点というのは、主に攻防戦の舞台となる宇宙の描写と木星、イオ星の描写でした。
イオの空に大きく厚くかぶさるように見える木星と、イオ星の地表を描くときには
ボイジャー2号撮影の多角写真やらグラフを参考にしたほどです。
エルダー星はべつにして、木星もイオも実在の星ですから、
できるかぎりリアルに表現したいから。とはいっても、作品のイメージ上の問題もあり、
イオ星の地表などは、影にブルーを配して実際より冷たい絵にしたり、
そこはケースバイケースで逆に様々な工夫をこらしたところもあります。
注意して画面を見て頂ければわかるはずです。

ただ、ちょっと心配なのは、舞台が宇宙空間でしょう。
ゴッドシグマが小さく見えてしまわないか、ということなのです。
ゴッドシグマはかなり大きなロボットなんですが、
比較対象物のない宇宙空間でその大きさをどう表現していけばいいのか、
これは私を含めてスタッフ全員のこれからの課題ですね。

地球を舞台として考えない。宇宙モノブームだったという当時の情勢もありますが
これはロボットものでは結構冒険だったのではないかと思います。
宇宙というのは無限に広がる空間ではあるものの、
掴みあぐねて収拾のつかない結果にもなりかねず、
このあたりはCD(チーフディレクター)の手腕が試されるところです。
基本ストーリーはこんな感じです。

時は21世紀。
人類は増えすぎた人口を宇宙に移住させるようになっていた。
各惑星に新天地を求めた人々は太陽系の星々にあらたな故郷を求めた。
そのなかの一つ、木星の惑星・イオ。やがてそこは人類の第二の故郷となり、
人々はそこで子を産み、育て、そして死んでいった。
(どっかで聞いたような解説ですが、気にしない)

時に、西暦2050年。イオ星は突如、異星人からの攻撃を受けた。
攻撃してきた異星人はエルダー星人を名乗る。
彼らは250年先の未来、2300年からやってきたのだ。
その激しい戦火の中、家族を亡くし、またははぐれた2世の青年達…
壇 闘志也・ジュリィ野口・吉良健作…エルダーの攻撃によって故郷イオを奪われ、
家族も行方不明になってしまった。怒りと悲しみに燃える3人。

エルダー星は、2300年、地球と交戦状態にあった。
だが、エルダーは地球の超科学兵器・トリニティ砲の前に壊滅寸前。
この超エネルギー、トリニティの存在を歴史から抹殺するために
250年昔の過去に戻ってトリニティエネルギーの発祥の地・イオを攻めてきたのだ。
トリニティエネルギーの生みの親・風見博士は
3人の青年をトリニティチャージによって動く宇宙大帝ゴッドシグマに乗せ
エルダーの放つ戦闘用宇宙メカ・コスモザウルスを迎え撃たせる。
かくして、ここに地球とエルダーとの時間戦争が始まった。


設定が凝ってるというか、ユニークですよね。
主人公達が宇宙移民で、故郷が木星の衛星という設定も
ユニークですし。敵宇宙人に攻撃の理由をちゃんと置いてる点もいい。
敵司令のテラルも悪党面じゃありませんしね。80年代は70年代と異なり、
敵だからって、角生えたり牙生えたりしてません。
名前も濁音まみれじゃないし。
(とはいえ、敵メカのデザインはあんましテイスト的に変わってない。)

ヤマトで培ったノウハウをコンバトラーから脈々と続く東映本社ロボットものと
ミックスさせて、そこに人気声優や人気作家をからめてドン。
人気が出ないハズがなかった、のですが…。

この頃になるとアニメブーム、という事もあって、製作するスタッフに相当負担が出てきたようで
満足な体制を国内だけでは維持できなくなっていました。

田口勝彦インタビュー記事抜粋
(CDの役目を神田武幸氏より引き継いだ訳)
結局CDっていうのは演出家というより現場すべてのパートの責任者なんですよ。
当時それが彼には受けきれないほどキツかった。
で、お鉢が回ってきたわけ。それからが大変ですよ。
間に合わなかったら僕が自分でコンテ切って。
コンテっていってもラフだから、それを3人くらいの人に分けて渡して、
キャラ表にあわせた絵に修正してもらって、
それをレイアウトも兼用にして韓国や台湾にもっていったり。
いまは常識ですけど、
当時から作画を(台湾・韓国に)出してましたからね。

(CDのお仕事、苦労話)
(原画チェックまで)やりましたよ。あと、ゴッドシグマ始まったばかりのときに火事があったりしてね。
日本で。事故でまるまる一話分のセルが燃えてしまったりして。撮出しのとき。
それであわてて、あるセルを使ったり、アップのシーンを組み合わせてシナリオの内容まで変更して、
宇田川(一彦)さんや小泉(謙三)さんに、あいだの原画をうめてもらったり。

ゴッドシグマの場合、現場がほとんど台湾とか韓国で、
おまけに、「描いてあればいい。」みたいな質の悪いものが納期ギリギリに上がってきて。
現場の力をアテに出来なかっんですから、そりゃ大変ですよ。

立風書房刊「不滅のスーパーロボット大全」
(赤星政尚 他多数 著 1998年9月25日発行)より記事抜粋

実際、田口氏は「山崎 久」名義で脚本でも数本参加しています。
そうなんです。このゴッドシグマ、なにが残念って、作画がひどかった。
新谷かおるデザインのキャラも、出渕 裕デザインのメカも、
そりゃあカッコ良いものが出来上がったハズなのですよ。
が、実際のフィルムをみて愕然とした人は多いでしょう。
初戦闘の第三話、その作画の荒さと稚拙さに。
ゴッドシグマがほとんど動かない。動いたと思ったらいきなり敵を
「けさがけ斬り」「唐竹割り」と言って突然ぶった斬って終わり。
初戦闘20秒無かった…。作画も色パカトレス線消えおかまいなし。
デッサンも狂いまくりの超絶作画で、正直、商業レベルとは思えないほど
稚拙な作画でした。
この話が「火事で燃えてしまった」影響を受けたか否かは定かではありませんが
当時、アカデミーは「ヤマトよ永遠に」「ヤマト3」といった看板に
実力派のスタッフや有能な招聘スタッフを集中させていたから
ゴッドシグマに助っ人を回せる余裕が無かったのかも知れませんが。
(2クール目あたりから、中村一夫さんが参加されたりと、
ある程度バックアップがあったようですが。)
現場がこんな状態だったので、折田プロデューサーの目指した
「こだわりの宇宙描写」なんて、どこかに行ってしまったような感じです。


脅威のエネルギー・トリニティ
製作現場の話はさておき、ここからは本編設定についての考察。
本作品における重要なキーワードが未来エネルギー・トリニティです。
核エネルギーの数万倍のパワーをもつこの脅威のエネルギーは、単純に言えば
次元を歪ませてそのひずみから取り出すという理屈のエネルギー。
風見博士が発見し方法を確立させました。
トリニティエネルギーを発生させるためには木星の衛星・イオにしか存在しない鉱石「イオニウム」が必要で、
トリニティ発生装置にイオニウムトを充填して、イオナイトを特殊分解する形で次元に歪みを生ませるわけです。
無公害の上に無尽蔵かつ強力この上ない(イオニウムはトリニティ発生の度に消費するのですが)
このエネルギーの発見によって、地球は無限のエネルギーを入手することとなったのです。
やがてそれは軍事兵器に転用され、惑星攻撃兵器のトリニティ砲となって、
2300年のエルダー星を壊滅寸前に追い込んだ訳で、
このエネルギーの歴史上からの抹殺(ガガーン指揮下になってからはトリニティの奪取)を目論んで、
エルダー軍は2050年の過去にタイムワープし、トリニティの発生要因の一つ、イオ星を攻撃・占拠することにした訳です。

こうして見るとのちのターミネーターの元ネタになったとも思えなくもないのですがね。
ただ、トリニティ発生の仕組み&理論は、
風見博士が誰にも教えていなかった為、後述の風見博士の反逆があった後はトリニティエネルギーが枯渇し、
トリニティシティとゴッドシグマは兵糧攻めにあい、ギリギリの戦いを強要されることになります。


新展開・ガガーン閣下とゴッドシグマ強化
地球攻撃総司令官テラルは金属獣コスモザウルス(木星の大赤点から取り出した液体金属を生命化した金属生命体。)
を作り出して、トリニティ発生装置のある地球のトリニティ基地に毎回攻撃を仕掛けていきます。
まあ、結果、毎度毎度ゴッドシグマの無双剣に切られてやられるという展開が半年以上に渡って続くのですが、
第27話から物語は転換期を迎えます。
「2300年の敵」より登場した新総司令官ガガーンは、テラルのやり方は手ぬるいと
実力行使で地球総司令官の椅子をテラルから強奪。
非情かつ悪辣な作戦でゴッドシグマを一気に苦境に追い込んでいきます。
コスモザウルスも強化され、あんなにサクサクとコスモザウルスを斬りまくってた無双剣を
ポッキリ折ってしまうほどに表面を特殊メッキで強化。
その後、ゴッドシグマも強化、特殊メッキを剥がす「シグマ・ブレスト」なる新装備を施され、
再び戦いは膠着状態に。
が、このころ辺りから風見博士の様子が次第に変化し始めます。
一人息子の死、世間からの非難(「てめえがトリニティなんか作るから宇宙人が攻めてくるんだ!」という、
イノセントの無慈悲な抗議。)
そして2300年の未来においてもトリニティエネルギーが評価を得ているという
科学者の自尊心の異常な肥大化…これらが複雑に絡み合って、ついに!


狂気の問題作「風見博士の反逆」
地球上で攻防戦を繰り広げていたエルダーとトリニティ基地。が、ガガーンの無差別攻撃で地球が焦土と化しつつあったので
トリニティ基地は移動を余儀なくされます。
やがてイオ奪回の時期を見計らった形で、ついに宇宙に発進。木星めがけて旅立ちます。が、イオ星目前にして、
それまで様子のおかしかった風見博士がついに反逆!レーザーガンで計器類を粉砕し、
ガガーンに向けて一方的に降伏宣言を通達。基地とゴッドシグマを見捨てるという狂気の行動に出ます。
(第46話・狂気の敗北宣言)
そして、第47話、スーパーロボット史上前代未聞の問題作「風見博士の反逆」にて、
ついに博士の狂気は最高潮に達します。その狂気の内容とは…!

風見博士近影

第47話 「風見博士の反逆」
イオを目前にしたトリニティ基地の前に立ちふさがった超兵器エルガッターは、
ガガ−ンが最後の砦として用意した恐るべき敵だった。
その熾烈な戦いの中、風見博士の狂気としか思えぬ一方的な降伏宣言によって、
トリニティ基地は自らの戦闘能力すらも断ち切られた。
そのころ、木製大気圏に叩き込まれた闘志也たちは、意識を失ったまま墜落していった。
間一髪のところで意識を取り戻した3人は すんでの所で
木製の重金属の海に落ちるのを免れるが、ゴッドシグマに合体できなくなってしまった。
トリニティエネルギーが0になってしまったのだ。
だが、トリニティ基地もまた、エネルギーが一切使えない状況になっていた…。

「レーダーが動かない」「ミサイルも撃てないぞ!」
「トリニティ発生装置が動いてないんだ!」「司令室はなにをやっているんだ?」


そのころ司令室では、理恵が博士に銃を向けられ、立ち尽くしていた。
博士は司令室の計器を銃で破壊し、狂気の笑みを見せる。
風見「ぐふふふふ〜ふっふ…。」

理恵が計器の異常信号をみて驚く。
理恵「あ?ビッグウィングも発進しないし、トリニティエネルギーも送れないわ!」

風見「基地の中央制御装置は私が封鎖したから、 トリニティエネルギーも作動する訳がない。」

正太「なんてことするんだ!」
風見「いまにわかるっ!」
木星を脱出した空雷王らは、静まり返った基地を見て驚く。基地は完全に機能停止していたのだ。
敵の包囲網を抜け基地を奪回しようと敵軍に挑むが、
トリニティエネルギーのない三体はやむを得ず通常兵器で戦う。が、
通常兵器では敵に通用するわけもなく、一方的にやられまくる三体のロボット。
サチ「あかん、メチャメチャやぁ!」
理恵「博士!封鎖を解いてください!」
風見「トリニティは、わたしだけのものじゃぁ〜…」
正太「そんな!闘志也兄ちゃんたち殺されちゃうよ!」
風見「もはや私の知らぬこと!」
理恵「博士!あなたという人は…!」
風見「にゃ〜んとでも言えええ〜いっ!トリニティは〜私の命っ!私の最後の切り札なのだっ!ぬうぐふふふふふっ…!」
司令室の全員が 信じられないような顔で博士を見つめる。

一方の闘志也たち、このままでは基地にも近づけないため、木星の大気圏内に隠れて、
追ってきた敵戦闘機を一機生け捕りにする。この戦闘機に乗り込んで基地に潜り込む作戦である。
闘志也は敵戦闘機に乗ってまんまと包囲網を突破。
その隙に、ジュリィたちも包囲網を突破し、トリニティ基地に侵入する。
理恵「博士!もう無駄なことはやめて下さい!」
風見「いっくら闘志也たちが戻ってきても、何の役にも立ちはせん!
 中央制御装置は、私の声のキーワードでしか解除出来んっ…」

博士、銃を向けたまま脱出ハッチヘ。
理恵「博士!どこへ!」
風見「エルダーへ行く!」
理恵「なんですって!」
止めに入る友軍の戦士を博士、顔色変えず銃殺。
風見「科学を極めるためならどんなことをしてでもやり遂げる! エルダーへいくチャンスを逃がして…たまるかッ!」
入れ替わり突入してくる闘志也たち。
闘志也「風見博士は?」

理恵「あの脱出口から、たった今!」
博士、小型宇宙艇で基地を脱出。 ホットラインをガガーンに繋ぐ。
風見「私はトリニティ基地の風見だ。降伏する。これから、ガガーン総司令と会見したい!」
ガガーン「なんだと?風見が…? なぜ?くるのだ…?」

トリニティ基地は重い空気が流れていた。
闘志也「博士が裏切った…!あの博士が!」
ミナコ「あたし未だに信じらんないわ!」
健作「きっと、悪魔に取り憑かれちまったんじゃ!」
ジュリィ「…殺すッ!」
理恵「ええっ?」
闘志也「ジュリィ!」
健作「何を言うんじゃ!ジュリィ!」
ジュリィ「…みんな…これだけは覚悟しておくんだ…博士を殺さない限り、俺たちは絶対に勝てないっ!」
みな、顔面蒼白。
闘志也「なにっ?」

サチ「そんなぁ…」
理恵「仮にもいままで、父のように慕ってきたのにっ!」
闘志也「ジュリィの言うとおりかも知れん。博士のために、 俺たちは無防備にされちまってる。」
ジュリィ「負けやしない!中央制御装置は俺が解除してみせる!
 風見博士!貴方以上の科学者になることが 俺の目標だった!それが、このような結果になろうとは…っ!
 博士!俺は思いもよらなかったぜっ!」


一方、こちらガガーンの基地。
ガガーン「風見が一人で来るとは…罠かも知れん。エルダー基地で出迎えてやろう。

小型艇を乗り付けて基地にたどり着いた博士。はじめてみるエルダー基地に興奮気味。
ガガーン「よくきたな風見。」
風見「トリニティエネルギーの秘密を、教えに来たっ!」
ガガーン「なに?トリニティエネルギーの秘密?」
風見「そうだ!」
ダルトン「トリニティエネルギーの秘密さえわかれば、 エルダーに凱旋できるぞ。」
メサ「すぐにタイムシップの手配をせねば!」
風見「タイムシップに乗るのか? 私も一緒に乗せてくれ!」
ガガーン「まて!それはお前がトリニティエネルギー発生装置を作ってからだ。」
風見「作る必要はない。私が封鎖した。」
ガガーン「なに?」
風見「トリニティエネルギー発生装置は、私が封鎖してきた。」

メサ「なに、それじゃやつらは合体できないという訳だ!」
風見「早く!私をタイムシップに案内しろ!」
ガガーン「タイムシップは一台だけだ。凱旋するときは、トリニティエネルギー発生装置と一緒だ。」
風見「私は一刻も早くエルダーに行きたい!この目で2300年の科学を見極めたい!
 300年の時空を超えて、 私こそが最高の頭脳である証をなぁ!タイムシップはどこだぁ!」

ガガーン「ふふ、見せてやれ。」
基地のゲートがひらくと、 そこに巨大なエネルギー発生装置のような機械が。
風見「これが…タイムシップか…夢にまで見たタイムシップ…
 ふへぇへへへへへ〜。
言い方悪いけど完全に狂人の顔。

一方、こちらは麻痺状態のトリニティ基地。
ジュリィ「必ず博士のキーワードは解明する!」
ミナコ「いっくらキーワードが判った所で、博士の声で指令しなきゃダメなんでしょ?」
ジュリィ「トリニティ基地の指令は全て録音し保存されているんだ。
 キーワードが解明したら、この博士の録音された声を
 一度バラバラにしてキーワードの言葉に作り直すんだ。」

ミナコ「ジュリィって天才ね。」

一方ガガーンの基地では、テンション高まった風見博士が半狂乱で叫ぶ。
風見「ガガーン!タイムシップを発進させろぉ!」
ダルトン「貴様!ガガーン閣下にむかって命令する気か!」
風見「だまれぇぃ!きさまらもトリニティエネルギーがほしければ、取ってくるがよかろう!」
メサ「言わせておけば!」
ダルトン「調子に乗りおって!」
ガガーン「「信用できん。」
風見「にゃにぃ〜?」
ガガーン「おまえがトリニティエネルギーを封鎖したということが信じられんのだ。
 そして貴様という男もまた信じられん。」

風見「どどど、どうしろというのだぁ!」
ガガーン「ふふふ、風見よ、そんなにエルダーへ行きたいのなら貴様自身の手でトリニティ基地を奪え!」
うううと体を震わす狂気の博士。
ガガーン「早く行け!さもなくば封鎖したトリニティエネルギーも誰かに解除されるぞ!」
風見「そんなことができるもんか!」
ガガーン「そうかな?ジュリィならば?」
つばを吐き、風見「ケッ!あんなひよっこにぬあ〜にが出来る!」
ガガーン「どうかな?フフフ…万一ジュリィに解除されればお前の計画も水の泡ということよなぁ。」
風見「ぐぬぬぬぬ…ジュリィなどに…渡してなるものきゃあ!」
狼狽して尻まくりでトリニティ基地へ向かう博士。
ガガーン「ふふふ、バカなやつめまんまとひっかかりおったわい。」

憎っくきジュリィと怨念の敵・ゴッドシグマと闘志也達を葬り去るため、
風見博士がエルダー軍を率いて総攻撃をかけてくる!
トリニティ基地のモニターに斬り込み隊長として画面いっぱいに映る風見博士。
その目には(自分にとっての)悪を許さぬ不退転の決意がひしひしと。
「ちっくしょうぅ!もう許せねぇ!」闘志也、激怒し駆け抜けて行く。
闘志也「みんな、銃を持って戦うんだ!敵を倒せ!」
博士を「敵」と公言した記念すべき瞬間です。が、
基地はエネルギーが使用できないので白兵戦。エルダー軍は博士に教えられた基地の死角から侵入し、
壮絶な銃撃戦が開始。博士の手引きで突撃兵は心臓部にグイグイ入っていきます。
「わしの夢を壊すものは皆殺しじゃあ〜っ!」と、
言わんばかりに博士がレーザーガンを乱射しながら飛び込んでいきます。
風見「どけ!どくんだ!」
闘志也「博士!気は確かか!」
健作「俺だよ!かわいい健作だよ!」
博士、知るかボケ!と言わんばかりに殺す気まんまんでレーザーガン乱射。
一方の闘志也は博士に銃を向けつつためらっていた。
闘志也「だめだ、俺にはうてない…」
ジュリィの幻影「博士を殺さない限り、俺たちは絶対に勝てない!撃て!」
結局闘志也は恩師を撃てず、座り込んでしまいます。
刹那、敵艦が直接白兵戦のために体当たり攻撃、その隙に博士はコントロールタワーへ。
半狂乱の博士がうわ言の様にブツブツ呟きながら歩いていきます。
風見「わたしの…トリニティ…エネルギー〜!」

ジュリィ「博士の合成音が出来たぞ!」ついにパスワードが解明出来、テープが出来たのです。
が、テープを入れようとすると、風見博士のレーザーガンがテープを撃ち弾きます。博士の足元に転がるテープ。
ジュリィ「おおっ!」
風見「トリニティエネルギーは誰にも渡さん!トリニティエネルギーは私のものだ…」
テープを拾おうとする博士。
ジュリィ「動いたら撃つ!博士!」
風見「きき、きしゃまぁ〜っ!」
ジュリィ「テープを取れば…撃つ!」
博士、聞く耳持たずテープに手を伸ばす。ジュリィ、涙をほとばしらせつつ、
ジュリィ「撃つ!撃つぞ!」
闘志也「俺が撃つ!」
健作「おらじゃぁ!」
博士、かつての部下の3人に銃を向けられ、怒りに震える。
一番憎いのは、助手でもあったジュリィ…!こいつに銃を向けられるのは許せない!
嫉妬も重なり、博士はジュリィに銃口を向けます。
風見「ジュリィ!きしゃまも道連れだぁ!」
くらえ!博士の怒りの一撃を!が、その時、通りすがりのエルダー兵。
行きがけの駄賃に一発発砲。偶然にも博士の心臓をズッキューンと撃ちぬきます。
風見「おおおおお〜っ?」
博士、何が起こったのか信じられない表情。
「まだこの世に未練が…!」という無念の形相のまま
目をむいて即死。60歳の生涯を閉じます。
ジュリィ「博士…」闘志也「さあキーワードを解くんだ。」
(切り替え早いねみんな。)
早速合成テープを再生。博士の音声によるパスワードが響き渡ります。
「私こそ天才にして世界一の頭脳。
 私こそ天才にして世界一の頭脳。」
(…。)

復活したトリニティエネルギーによってゴッドシグマ復活。あとはお約束どおり完勝。

棺桶カプセルに入れられた風見博士を一同が取り囲む。
理恵「まるで…悪夢を見ているようだわ…これがあの優しかった風見博士とは…
まだ信じられない。孤児だった私を引き取り育ててくださった…あの…風見博士とは!」

ジュリィ「科学に取り憑かれてしまったんだ…」
闘志也「考えてみれば可哀相な人だった。」
一同、別れを済ませ、博士のカプセルを宇宙に放出。
宇宙の彼方へ流されていく棺桶カプセル。

闘志也「あなたが夢にまで見た、憧れのエルダー星に向かっています。さよなら、風見博士。」

左から闘志也・理恵・ジュリィ。


最終局面…枯渇・特攻・射殺・旅立ち
一番の問題児と成り果てた狂気の風見博士を結果的に撃退、と相成ったトリニティ基地のメンバー。
が、博士が死んだことによって、トリニティエネルギーの再生産が不可能となってしまいます。
助手のジュリィでさえもトリニティエネルギーの詳細な発生方法は伝授されていなかったのですから。
結果として残った僅かなエネルギーのまま、イオにたどり着くトリニティ基地。
そこには、追放されたかつての総司令官テラルが、闘志也の父らと共にエルダー軍への反抗作戦を行っていました。
ようやく再会できた闘志也と父。(ジュリィと健作の肉親は既に死亡していたので会えず。)

怒りに震えるガガーンは大艦隊を率いて攻撃を開始。自らも超巨大ロボ・ガルゴスで攻撃、
壮絶な戦闘の中、闘志也の父はテラルをかばって負傷し、息を引き取ります。
敵に対して反撃するエネルギーの無いトリニティ基地。
そこにエルダー基地からの情け容赦ない砲撃が加えられていきます。
理恵がとった手段は、トリニティ基地の全エネルギーを犠牲にすることで、ゴッドシグマに最後の合体を行わせること。
なんとか合体に成功したゴッドシグマですが、フルチャージには程遠いゴッドシグマを敵はオモチャのようにいたぶります。
ガガーン「フハハハツ…!ゴッドシグマの最後だ!死ねえいっ!」
満足に動けないゴッドシグマを踏みつけるガルゴス。
最終手段として闘志也らが選んだ手段は残った最後のトリニティを放出しつつ、
ビッグウイングで体当たりをかけるという特攻手段。ついに敵と相打ちになりつつもガガーンの巨大ロボを撃破します。

脱出したガガーンを追う闘志也。タイムシップで逃げようとするガガーンの前にテラルが立ちはだかります。
が、ガガーンの攻撃にテラルあっさり負傷。
ガガーンが勝ち誇って呟きます。

ガガーン「お前は所詮女、テラルの体を借りているだけだ!」
テラル「ガガーン!知っていたのか!」
ここでテラルが女性であること、さらにはテラルの恋人リラがテラルになりすましていたことが明らかになります。
(正確にはテラルの生前の姿を模した生体ボディに恋人リラの意識を上書きした複製人間。)
ガガーン「私の目は節穴ではない! 祖国エルダーを騙しおって!
 お前の目的は私と同じ、エルダー国の支配であろう!」

テラル「…違う!ガガーン、私は地球とエルダーの平和を願っている!それを貴様はよくも…!」
ガガーン「ハハハ。黙れ…死ねぃっ!」
あえなくテラル、蜂の巣に。
ガガーン「ふふふ…女の考えそうな事だな。」
テラル「…確かに…私はリラ!私はテラルを愛した!
 人を愛する心…それは平和を願う心だ!
 愛こそが…地球を、そしてエルダーのみならず
 宇宙へ平和をもたらす…」
(ヤマトの時代だったよなぁ…。)
ガガーン「ほざくな!夢や希望で祖国が救えるものか!さあ、そこをどけ!」
テラル「逃がしてなるものか…!あのタイムシップには、平和の使者が乗るのだ!
 ガガーン!お前などに渡すわけにはいかん!」

ガガーン、さらに発砲。テラルの鮮血が飛び散ります。
ガガーン「…女如きにこのガガーン、殺されはせぬ!」

そこに飛び込んできた闘志也に、虫の息のテラルが
エルダーと地球との和平を託して息絶えます。


傷を負いつつタイムシップにたどり着いたガガーンに追いついた闘志也。

闘志也「ガガーン、俺はお前を絶対許さん!人類の平和の為にも、貴様のようなヤツは生かしてはおかん!
 ガガーン!もはや逃げられんぞ!」

ガガーン「フフフ、逃げはせん闘志也。ガルゴスが敗れた今となっては何処へ逃げられようぞ!
 フフフ…貴様も余程悪運が強いと見えるのお闘志也…死ねぇ!」

(どうでもいいけどこのガガーン司令、何かにつけて「死ね」「死ね」言うよなぁ。)
しかし、なぜか銃弾は闘志也に当たりません。
驚愕するガガーン。ヤケクソで乱射しますがすべて外れます。
信じられない表情のガガーン。
闘志也、レーザーガンをガガーンに向け、詰め寄ります。
闘志也「ガガーン!この銃に、イオの仲間、地球の仲間、
 そして虫けらのように殺された仲間の怒りが込められている!」

ガガーン、乱射を続けますが、やっぱり当たりません。
闘志也「この銃には、最後まで平和を叫び続けた人々の、魂が宿っているんだ!」
ガガーン、ついに弾が尽きます。泣きそうな顔のガガーン。
闘志也「…貴様のようなヤツは…この世に生かしてはおけぬ!」
今にも失禁しそうな怯えきったガガーン。鬼のような闘志也が憎悪丸出しの顔で詰め寄り、

闘志也「平和の為に、俺はお前を殺すっ!」

闘志也発砲。心臓と腹部を打ち抜きます。瀕死の状態でまだ闘志也につかみかかろうとするガガーン。
闘志也、目をつぶり、最後の一発を発射。ズギューン、と
ガガーンの眉間を撃ち抜きます。眉間から飛び散る鮮血。
ガガーン「ごうおあああ〜!」
ガガーン白目を剥いてタラップから落下。
イオの人やトリニティ基地の人の集まる広場に鮮血をほとばしらせたガガーンの惨死体が叩きつけられました。
闘志也、ガガーンの死骸を見つめて銃を落とします。


闘志也「終わった…戦いは…とうとう終わったんだ…」

(しかし、最終回で主人公が敵を惨殺するエピソードって前代未聞ですね。
 しかも女子供の見ている前で心臓と眉間をぶち抜くなんて。)


数日後、復旧のすすむイオ星にテラルと父の墓前に花をたむける闘志也が。

闘志也「父さん…」
父の幻影「闘志也、死ぬ前に会えただけでも私は幸せだ。
 よくやってくれた。わしは心残りはないぞ。もう安心して眠ることが出来る。」


闘志也「テラル…」
テラルの幻影「闘志也、私はお前から、戦うことの本当の意味を教わった。
 ありがとう。2300年の未来に、平和を…」


「父さんー!テラルー!」空に向かって叫ぶ闘志也。
(裏切り者・風見博士の事は完全に無視…。)

ほどなくして、闘志也は自分が2300年の未来に行って、地球とエルダーの和平の使者になるため、
旅立ちます。
テラルの残したタイムシップの前に立つゴッドシグマ。
どうやらジュリィがトリニティ発生の理屈を解明した様子。さすが天才ジュリィ。)

ジュリィ「お前ってやつはいつもそうだった。思い込んだら決して後へは引かない。
 いいぜ。イオは俺たちに任しとけ。」

健作「帰って来いよ、必ず。いつまでも…いつまでも待ってるぜ!」
理恵「平和を…エルダーに平和を…闘志也…」

闘志也「みんな…!イオを頼んだぞ!いつの日か故郷イオに戻れる日まで!」
タイムシップが作動し、ゴッドシグマが光の帯に包まれてワープしていきます。目指すは2300年の未来。

「壇 闘志也 18歳。
 彼は今、2300年の未来へと旅立った。
 これは、宇宙を愛し、未来を信じ、ひたむきに平和を求め
 戦い抜いた男の物語である。」



宇宙大帝ゴッドシグマ スタッフ
原作/八手三郎
企画協力/秋野紅葉・Y&K
プロデューサー/飯島 敬・江津兵太・折田 至
監督/神田武幸(前期)田口勝彦(中期以降)
キャラクター原案/新谷かおる
キャラクターデザイン/宇田川一彦
メカニックデザイン/出渕 裕
デザイン・設定協力/Y&K
製作協力/アカデミー製作(前期)東京動画(中期以降)

音楽/筒井広志
OP/がんばれ!宇宙の戦士
(作詞・八手三郎/作曲・小林亜星/編曲・武市昌久/唄・ささきいさお・こおろぎ,73・コロムビアゆりかご会)
ED/レッド・ブルー・イエロー
(作詞・八手三郎/作曲・小林亜星/編曲・武市昌久/唄・かおりくみこ・こおろぎ,73・コロムビアゆりかご会)


宇宙大帝ゴッドシグマ 放映リスト

放送No放送日サブタイトル脚本演出作画監督視聴率
1980.3.19怒れ イオの戦士田口章一てらだけんじ宇田川一彦6.8
1980.3.26トリニティ基地浮上山崎久てらだけんじアベ正己7.6
1980.4.16イオに向かって合体だ辻真先四辻たかお中村孝7.2
1980.4.23コスモザウルスの秘密中原朗宮崎一哉飯野皓5.6
1980.4.29じゃじゃ馬娘救出作戦中原朗てらだけんじ竹市正勝5.2
1980.4.29小さな侵入者辻真先四辻たかお中村孝6.5
1980.4.30月面へ出撃せよ中原朗宮崎一哉飯野皓6.5
1980.5.7わんぱく大作戦中原朗横尾潔川本平兼6.0
1980.5.14イオからの生還者中原朗宮崎一哉飯野皓5.4
101980.5.21父として博士として辻真先野村和史森一芳5.4
111980.5.28小さな恋人の危機曽田博久小鹿英吉-5.6
121980.6.4敵エルダー星を発見辻真先四辻たかお谷沢豊6.4
131980.6.11イオの花が咲いた山崎久宮崎一哉飯野皓8.5
141980.6.18怒りの対決山崎久宮崎一哉飯野皓7.0
151980.6.25危険なプレゼント桜井正明久野弘林和男4.7
161980.7.2敵将テラルの秘密辻真先鳴海潤森一芳6.2
171980.7.9巨大ロボットの買主中原朗鳴海潤小野茂4.3
181980.7.16恐怖の合体くずし山崎久鳴海潤新田敏夫2.5
191980.7.23ロボット発進不能山崎久宮崎一哉飯野皓3.3
201980.7.30ジュリィの秘密貯金桜井正明岡迫和之福田皖3.5
211980.8.6隕石包囲網を破れ桜井正明岡迫和之森一芳4.0
221980.8.13空雷王帰還せず中原朗宮崎一哉飯野皓6.4
231980.8.20幻の魚を見た桜井正明久野弘林和男6.5
241980.8.27イオへ200キロ中原朗岡迫和之高木敏夫6.4
251980.9.3基地移動指令中原朗宮崎一哉飯野皓6.5
261980.9.10可愛い反逆者中原朗宮崎一哉飯野皓5.8
271980.9.172300年の敵桜井正明小鹿英吉西城明8.2
281980.9.24新しき戦いの序曲中原朗宮崎一哉飯野皓7.8
291980.9.30地球の白旗を見よ桜井正明久野弘岡崎稔5.8
301980.10.8危険がいっぱい中原朗宮崎一哉飯野皓2.9
311980.10.15イオ最新情報中原朗紀之行堀本善法5.5
321980.10.22月を賭けた決闘陶山智山内重保中本正美4.4
331980.10.29地獄のスタジアム陶山智岡迫和之西城明7.4
341980.11.5敵将軍テラルの涙桜井正明森山孝一郎篠田章4.9
351980.11.12テラル処刑の日中原朗吉田浩新田敏夫7.2
361980.11.19我がジュリィの妹陶山智鳴海潤飯野皓4.3
371980.11.262300年の秘密桜井正明久野弘岡崎稔5.6
381980.12.3イオへの旅立ち島田真之渡辺秀雄飯野皓3.7
391980.12.10裏切り者は誰だ陶山智岡迫和之西城明5.2
401980.12.17死を招く火星中原朗松浦鍵平中本正美5.3
411980.12.30誕生日は葬式の日桜井正明吉田浩森一芳6.5
421980.12.31火星の反乱陶山智紀之行谷沢豊6.8
431981.1.7テラルの骨を拾え島田真之鳴海潤飯野皓5.5
441981.1.14イオが消えた桜井正明久野弘岡崎恵三7.3
451981.1.21戦うイオの地球人中原朗松浦鍵平中本正美4.9
461981.1.28狂気の敗北宣言桜井正明宮崎一哉飯野皓4.3
471981.2.4風見博士の反逆曽田博久吉田浩森一芳5.2
481981.2.11イオの地に立つ山崎久松浦鍵平中本正美4.7
49 1981.2.18イオに立つ墓標桜井正明岡迫和之森一芳6.2
501981.2.25未来への旅立ち桜井正明宮崎一哉飯野皓5.6

4/29火曜日は特番枠(16:30〜17:30)で二話一挙放映。
は9月30日火曜日18:30より放映。
は12月30日火曜日朝8:30より放映。
は12月31日水曜日の朝8:30より放映。

キャスト
壇 闘志也(富山 敬)
ジュリィ野口(安原義人)
吉良健作(玄田哲章)
春日理恵(滝沢久美子)
ミナコ・マルチーノ(吉田理保子)
マルチーノ(緒方賢一)
テラル総司令/春日正太(小原乃梨子)
サチ(桂 玲子)
リーツ副指令(飯塚昭三)
ガガーン(寺島幹夫)
ダルトン(屋良有作)
メサ(山田俊二)
風見博士(富田耕生)

ナレーター(屋良有作)
協力(バオバブ)他

はい。スパロボで2連続やってみましたが
いかがだったでしょうか?
次回も一応スパロボになるのかな?
衝撃の最終回?で物議をかもした
「超攻速ガルビオン」の予定です。
それではまた次回。

戻る  過去ログ

   inserted by FC2 system